「通級って、うちの子も対象なのかな?」
「まだ様子見って言われているけど、今から動いていいの?」
気になってはいるけれど、
はっきりした困りごとがあるわけでもなく、
誰に相談したらいいのか分からないまま、
時間だけが過ぎていく。
そんなママも多いのではないでしょうか。
通級指導教室(通級)は、
通常の学級に在籍しながら、
学習や生活の中での困りごとに対して、
一部の時間だけ個別や少人数で指導を受ける仕組みです。
対象となるのは、
発達障害(ASD・ADHD・LD)や言語障害、
弱視・難聴など、
比較的軽度の支援ニーズがあるお子さんです。
「支援級に移る」という選択とは違い、
今いる学級をベースにしながら、必要な支援を補う
という位置づけになります。
通級の大きなメリットは、
お子さん一人ひとりに合わせた支援が受けられることです。
・つまずきやすいポイントを、丁寧に見てもらえる
・担任の先生と通級担当が連携し、学校全体で支援できる
・「できない」場ではなく、安心して過ごせる居場所になる
通級の時間は、
できなさを責められる時間ではありません。
スキルを整え、自信を取り戻していくための時間です。
一方で、通級には注意しておきたい点もあります。
・授業時間が増え、子どもにとって負担になることがある
・他校へ通う場合、送迎が必要になるケースがある
・「自分だけ違う」と感じ、心理的な負担が生まれることもある
だからこそ、
「通級に入ればすべて解決」という話ではありません。
お子さんの特性、学校の体制、家庭の状況。
それぞれを踏まえて、
今のその子に合っているかを考えていく必要があります。
通級の運用や対象は、
自治体によって大きく異なります。
・通える学校の範囲
・利用できる回数
・判定までの流れ
気になる場合は、
学校や地域の教育委員会に確認してみてください。
「情報を聞くだけ」でも、まったく問題ありません。
通級は、
困りごとが大きくなってから使うものではありません。
今を少し楽にするための、
たくさんある選択肢のひとつです。
今は合わない子もいますし、
今は必要ないという判断も、間違いではありません。
私は、通級指導教室の担当として、
実際に子どもたちや保護者の方と向き合いながら、
日々支援を組み立ててきました。
その中で何度も聞いてきたのが、
「もっと早く知っていれば…」
「こんな仕組みがあるとは思わなかった」
というママたちの声です。
通級を使う・使わないに正解はありません。
でも、知らないまま悩み続けるのは、
とても苦しいことだと感じてきました。
次回以降、
私が通級指導教室で実際に行ってきた指導内容や、
子どもたちが変化していった関わり方についても、
少しずつお話ししていきたいと思います。
「まだ決めきれない」
「誰に相談していいか分からない」
そう迷うのは、
ママがちゃんとお子さんを見ている証拠です。
一人で答えを出そうとしなくて大丈夫。
考える過程そのものが、もう大切な支援です。
インスタでは、
特別支援の現場で12年以上子どもたちと関わってきた経験をもとに、
・家で荒れる理由
・「様子見」と言われたときの考え方
・学校への相談のしかた
などを、ママの目線で発信しています。
「まだ相談するほどじゃないかも」
そんな段階でも大丈夫です。
しんどい日の引き出しとして、
気軽にのぞいてみてください。
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